様々な研究分野で活用されるAC シリーズの測定実例をご紹介します。
未来を創る皆様の研究にも、ぜひ、お役立てください。
青い顔料として知られるフタロシアニン(Phthalocyanine)は電子材料としてレーザープリンターの感光ドラムなどにも使用されます。多くの種類(錯体)を形成でき、電子的性質も様々です。
材料選別・管理では、イオン化ポテンシャルや状態密度を指標とします。
状態密度を算出することは難しく思えますが、AC-3の測定結果(光電子収率スペクトル)より簡単に見積もることが可能です。
AC-3なら測定エネルギー範囲も4.0eV-7.0eVと深いため、多くの物質が測定対象であり、大気中で簡単に測定出来ます。