石炭は水分や酸素と反応することで、自然に発熱することがあります。
放熱よりも発熱が多いと自然発熱が起こり、最終的には自然発火に至ります。
自然発熱の状態では、熱と共に一酸化炭素(CO)や二酸化炭素(CO₂)が発生します。

石炭が搬送される間も、自然発熱や自然発火することがあり、注意が必要です。

石炭がバンカーにある間も、自然発熱や自然発火することがあり、注意が必要です。

石油タンクの石油から気化した可燃性ガスが滞留する可能性があります。

ボイラーの燃焼排ガスには濃度の高い二酸化炭素（CO₂）が含まれているため、排ガスの漏洩に注意が必要です

復水器の海水取水路に点検などで入る場合は、貝などの有機物が腐敗して硫化水素を発生させたり、酸素を消費して酸素欠乏雰囲気になっている可能性があるため、注意が必要です。

LNGを搬送する経路に空気やLNGが残留しないよう、搬送前と搬送後に窒素（N₂）などの不活性ガスで経路を置換（パージ）しています。

LNGはマイナス162℃の超低温液体のため、大気中に漏洩すると直ちに気化して約600倍に膨らみます。
また、気化したガスは可燃性のため、空気と混合すると爆発性混合気体を生成します。

LNG輸入元の多様化などにより、ガスの熱量が変動することがあります。
ガスの熱量は、熱量計で測定されガスタービン施設の制御信号としてフィードバックされます。

ガスタービンの燃料ガス漏洩に注意が必要です。

バイオガスのメタン（CH₄）漏洩に注意が必要です。

熱分解でガス化した木質ガスには高濃度の一酸化炭素（CO）や、水素（H₂）などが含まれているため、ガスの漏洩に注意が必要です。

地熱流体の蒸気には有害なガスが含まれているため、設備の各工程で漏洩に注意が必要です。