様々な研究分野で活用されるDF-01の測定実例をご紹介します。
未来を創る皆様の研究にも、是非ご活用ください。
早稲田大学エジプト調査隊(隊長吉村作治)の2007年1月11日から2月19日までの発掘調査で、未盗掘のミイラ入り彩色木棺が掘り出されました。
ミイラの主は名をセベクハトと言い、中王国時代(B.C.2060~1782)の神官と考えられています。
この木棺は二重になっており、外側が直方体型で内棺が一回り小さい人型棺であり、ともに美しい色で飾られていました。
この色鮮やかさはエジプト博物館内でも類例を見ないほどで、この木棺が出土直後であるためか、従来より優れた保存処理が施されたためであると考えられています。
2007年10月にエジプト現地にて、XRDFによる分析が行われました。
※詳しくは、アグネ出版月刊『金属』(宇田応之他, 金属, 79 (2009) No.2)をご覧ください。