様々な研究分野で活用されるAC シリーズの測定実例をご紹介します。
未来を創る皆様の研究にも、ぜひ、お役立てください。
アルミニウムの表面に塩素ガスを1.34ppm混合した空気を20秒間吹きつけてみました。
・吹きつける前に測定したアルミニウムの仕事関数は4.05eVでした。
・塩素ガスを吹きつけた後に測定したアルミニウムの仕事関数は4.33eVでした。
➡塩素ガスを吹きつけたことによりアルミニウムの仕事関数は0.28eV大きくなりました。
Fig.1 塩素ガスを吹き付ける前後のアルミニウム(Al)の仕事関数の測定例
これはアルミニウム表面に塩素分子が吸着したために、アルミニウムの仕事関数が変化したものと考えられます。